議会だより第121号の第1回目の校正を実施しました。
まだ、原稿が全て揃っていなかったので、ある分のみの文字校正を行いました。
議会モニター会議で、議会だよりの紙面が少し見やすくなった半面、文字が詰め込み過ぎているとの指摘も受けており、できるだけ文字は少なくして分かりやすい紙面を心掛けました。
また、モニター会議で出された意見に対する回答も協議しました。
2021.3.26 第261回3月通常会議[最終日]・議会全員協議会
3月通常議会と1年間を通した議会の最終日です。
議案は全て可決されましたが、請願1件は不採択となりました。
議会全員協議会では、「青年後見制度利用促進基本計画」と「自転車推進活用計画」の2件の計画についての津瀬明がありました。通常はこの後にパブリックコメントを実施して市民などから意見を地洋酒して多少の見直しが入ってからの制定という手自由なのですが、今回のこの2件については29日の庁議で決定して制定という事になるようです。特にも自転車活用については、県内でも初めての策定であり、もっとじっくりと取り組むべきだと思いますが、なぜ急ぐのか分かりません。最近、当局の様々な進め方が「雑」になってきているような気がします。
常任委員会毎の審査結果を、各分科会委員長の報告をもとに質疑を行い審議しました。
最終的には全ての予算が可決されましたが、全体への意見として「精度の低い事業が多い。事業の目的や効果、他の事業との整合性などを精査のうえ実施すること。」と予算特別委員会の委員長報告に盛り込む事としました。
この意見を出した理由としては、例えば市民プールの改修で、今年の夏は一般の方がプールを使えないのはある程度しょうがないがそれに対して民間プールの利用費を助成するなどの対策もしておらずスポーツする機会を無くしておきながら、他の事業ではスポーツする機会を増やそうとしていたりとか、交通量増加に伴う事故防止のために、環状交差点化するにも関わらず、現状の事故件数を調べていないなど、杜撰な事業が目立つからです。エビデンスに基づく政策が問われている時代に、お粗末な予算です。
2021.3.17 第261回3月通常会議[一般質問2日目]
一般質問の2日目は、5人が登壇しました。
昨日もありましたが、男女共同参画と多様性についての質問で、「パートナーシップ制度」の導入について取り上げておりましたが、市当局としてはまだ研究していくとの事。おしりも、札幌市で同性婚を認めないのは憲法違反との判決が出たというニュースも流れ、質問も盛り上がるかと思いきや、それ程でもありませんでした。
2021.3.16 第261回3月通常会議[代表質問/一般質問]
5つの会派のうち、残った1会派の代表質問と、引き続き4名の議員の一般質問を行いました。一般質問は、答弁も合わせて持ち時間が60分です。
一般質問では、私も以前から興味を持っていた「スマホ脳」についての質問もありましたが、あまり深い質問にはなりませんでした。
5つの会派のうち、4会派の代表質問を行いました。代表質問は、答弁を除いて持ち時間が40分なので、朝9時半からスタートしても1日に4人迄です。
私は「北上まほろばクラブ」の代表として、本日最後に登壇しました。質問は通告書の通りですが、その中の「子育て支援」については梅木議員、「地域づくり」については平野議員が関連質問を行いました。
代表質問は、項目が多く、全ての内容に対して再質問まで出来ないので、今後の在り方は検討する必要がありそうです。
本会議で付託された4つの条例改正ぎあんについて協議しました。内容的には大きな問題はなく、質疑や意見も割れるような事はありませんでしたが、1件だけ珍しい記述の議案があり、それが適切なのかについて意見が出されました。
議案第52号「北上市街路灯維持管理条例の一部を改正する条例」の中で、規則を引用する部分があったのですが、まだ規則番号が定まっていなかった為に「・・規則第〇号第1条に・・・」よいうように、肝心の番号が空欄となっていたものです。そもそも条例が規則を引用する事自体が珍しい訳で、しかも空欄だったので意見が出されました。結論としては適法であり問題は無いようですが、規則は庁議で決定し市長が定められるものなので、議案の上程前に定めておけば良かっただけでした。
議案は全て全会一致で可決され、本会議最終日に委員長報告されます。
また、午後からは北上市産業支援センターを視察しました。新型コロナに影響もあり、新人議員は、まだ所管施設をほとんど見学した事がなかったので、これがほぼ最初の視察となりました。
予算審議の3日目は、商工部の所管予算の審議を行いました。
特に気になったのは、7款1項8目企業立地促進費の中の「北上工業団地周辺道路整備事業」の中の「成田黒沢尻線環状交差点整備事業」についてでした。しかも、担当する課は道路環境課との事ですが、その説明時には何もなく、起業立地課の説明の際に話題となりました。
内容は、大規模なフラッシュメモリ工場の立地により、周辺道路などの整備を実施ている中の一つの事業ですが、現在の三差路を環状交差点化するというものです。交通量の増加が予想され、事故防止などの意味があるとの事ですが、交通利用がどの程度増えるとかのエビデンスの説明も無く、場合によっては、現在の通勤時間帯の渋滞を増長する恐れもあると思いますので、ちよっと気になりました。皆減する修正案を提出する事も可能ですが、現状の交通状況を分からない議員では判断に困る内容です。
予算審議の2日目は、農林部の所管予算の審議を行いました。
私も含めて、農業に専業兼業問わず携わっている議員も多く、質疑も多数だされました。
路環境課」の中の「成田黒沢尻線環状交差点整備事業」についてでした。質疑がたくさんだされた事業はいろいろありますが、個人的には「鳥獣被害対策事業」が気になりました。特に問題がある予算では無いのですが、農作物に対する被害が増えている反面、狩猟免許取得者も高齢化して、対応が追い付かない自治体も多く、全国的にも話題になっているからです。審議では話題としませんでしたが、「ボクらはみんな生きていく!」とか「罠ガール」といった身近な狩猟に関する漫画が出てきている事も社会としての関心の高さが伺えると思います。(今まではせいぜい釣り漫画か、専門職を描いた「マタギ列伝」くらいでしたから)
予算審議の初日目は、常任委員会毎に校正する分科会での審議です。所属する産業建設常任委員会は第三分科会として、まず都市整備部の所管予算の審議を行いました。
常任委員会としての政策提言を2年掛けてまとめる予定ですが、そのテーマが観光なので、特に観光についての質疑が多く出されました。
令和2年度最後の定例会が始まりました。初日は議案の提案が主で、条例改正、令和3年度予算、補正予算などが上程され、予算は予算特別委員会へ、条例は各常任委員会へ付託されました。今回は、教育民生常任委員会の負担案件が多く、請願もあるのでかなり大変そうです。
市政調査会の主催により、令和3年度予算の概要について、担当部長から、その概要の説明がありました。部長によっては、単に予算概要書を読むだけという方もいますし、独自の資料を作成して丁寧に説明する方もいましたが、どちも質問は出来ないので一方的に聞いているだけの説明会です。毎度の事ながら、この説明会の在り方と予算審議の手法について、少し議論が必要です。
3月通常会議等を掲載予定の「議会だより第121号」の紙面構成と記事を書く担当者の割り振りを協議しました。今号は、質問者も多く、条例改正なども多いほか、臨時会議も1月と2月にそれぞれ1回づつあった為、盛り沢山の紙面となりそうです。代表質問と一般質問の掲載文字数を少し減らして、なんかと詰め込み出来そうな紙面構成となりました。