2022年12月の活動報告


2022.12.28 各派代表者会議

1.固定資産税誤賦課問題について

 12月議会の一般質問において、議会からの意見書を尊重して平成3年まで遡って返還したいという説明を見直さざるを得ないという当局側に対して、議長から改めて意見書を尊重するように口頭で申し入れることになりました。
2.岩手中部広域行政組合議員の補欠選挙について
 所謂クリーンセンターの組合議員で、高橋洋議員の死去に伴い、補欠選挙を組合から求められ、今日の代表者会議で、阿部眞希男議員に内定しました。
 正式には、年明けの1/13(金)に臨時会議を開催し、指名推薦により決する予定。

2022.12.26 議会改革推進会議研修会

 議員定数と報酬及び議員の成り手不足などについて、大正大学の江藤俊昭教授を招いて、3時間に及ぶ勉強会でした。

■議員報酬及び定数について

(1)講演内容の趣旨

 定数は「議会が機関として活動できる人数」が必要。

 報酬は「議員活動量とその内容」によるもの。

(2)説明内容に関する感想・所感

 定数に関しては、北上市議会の3常任委員会×8人+議長+議選監査委員という考え方は、間違っていなかったと思った。

 また、常任委員会の人数についても、最低6人いないと議論が出来ないという事が資料にもあり、6人+委員長で7人が最低線。6人だと賛否が同数になる事が多い場合、委員長採決が多くなる事から、7人+委員長で8人が妥当と思った

(3)議員報酬及び定数の議会・議員活動としての考え方・あるべき姿

 趣旨と同じで、付け加えると、議員の活動内容をどの「質」の問題があると思うが、現状ではそれを評価できるのは「選挙」しかないのかと思う。

■議員のなり手不足について

(1)講演内容の趣旨

 成り手不足は「議会の魅力不足」である。

 すなわち、議会活動が知られていない事が一番の原因。

(2)説明内容に関する感想・所感

 議会としても成り手の育成策(政治塾等)が必要であるという点は、共感でき、我々の会派で取り組んでいる事が間違った方向ではない事が確認できた

(3)議員のなり手不足の議会・議員活動としての考え方・あるべき姿

 まずは、議会活動をしっかり行い、住民福祉向上の「見える化」が必要。

 そして、その活動を確実に周知できるようにする事。

 今回の講義では少ししか触れられなかったが、決算審議または事業評価的な事を実施し、翌年の予算に反映できるようにし、更には予算に対して修正案を出すなど、予算に対する議会としての影響力を高める事が、議会の魅力アップになると思う。


2022.12.16 第281回12月通常会議[最終日]・議会全員協議会・議会運営委員会

 12月通常会議の最終日・他、盛沢山の日程でしたが、なんと職場でコロナ感染者が発生し、濃厚接触者の為、泣く泣く欠席しました。

 職場の感染者とは、約2時間、狭い配車室で同席していました。これは、次の厚生労働省のQ&Aによると、b.に当たると判断し、欠席ました。職場の場合は、保健所からの指示ではなく、自分で判断するんですね。

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《参考》厚生労働省のQ&A

■.職場などで感染者が出た場合

 同居家族に比べて感染のリスクが低いと考えられ、さらに職場などでしっかりと感染対策が取られている場合は、それ以上は拡大しないケースもあります。このため、保健所による一律の濃厚接触者の特定は求められていません。感染者が出た職場や接触した人などが自分で濃厚接触者にあたるかどうかを判断することになります。

■濃厚接触者とは、陽性となった人と一定の期間に接触があった人をいいます。ここでいう一定の期間は、症状のある人では症状出現から2日前、症状のない人では検体採取時から2日前の期間です。この期間に、以下の条件に当てはまる人を濃厚接触者といいます。

a.陽性者と同居している人

b.陽性者と長時間接触した人(車内、航空機内などを含む。機内は国際線では陽性者の前後2列以内の列に搭乗していた人、国内線では周囲2m以内に搭乗していた人が原則)

c.適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた人

d.陽性者の気道分泌液や体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い人

e.マスクなしで陽性者と1m以内で15分以上接触があった人


2022.12.14 議会運営委員会

 第281回12月通常会議の最終日の議案の取り扱いについて協議しました。

 追加議案として、一般会計補正予算と、議員発議による「北上市議会個人情報保護条例」の2件がありますが、提案理由の説明、質疑、討論、採決とする事にしました。


2022.12.9 第281回12月通常会議一般質問[3日目]・各派代表者会議

 一般質問3日目は、3人が登壇しました。

 終了後の各派代表者会議では、「北上市議会個人情報保護規定」について協議しました。


2022.12.8 第281回12月通常会議一般質問[2日目]

 一般質問2日目も、5人が登壇しました。

 今回の一般質問で気になったのは、「固定資産税の誤賦課」について、市側が全く「違法」だと思っていない点です。今までの答弁もそうでしたが、今回改めて「不適合」ではあるが「違法」ではない、との事でその根拠は顧問弁護士の見解によるもののようです。質問者の以前の質問での発言によると、別の弁護士の見解では「違法」とされたようです。市質問者が以前にも指摘している通り、北上市の課税は、地方税法第403条第1項固定資産の評価に関する事務に従事する市町村の職員の任務)には「市町村長は、第389条又は第743条の規定によつて道府県知事又は総務大臣が固定資産を評価する場合を除く外、第388条第1項の固定資産評価基準によつて、固定資産の価格を決定しなければならない。」とされており、これに反していた訳ですから、顧問弁護士が何をもって「違法ではない」と言っているのかが不明です。


2022.12.7 第281回12月通常会議一般質問[初日]

 一般質問初日は、5人が登壇。私は2人目に質問しました。

 今回の一般質問は、「スポーツ推進計画について」と「沿岸への物流ルートについて」の2項目について質問しました。

 スポーツについては、特に11月に開催された「北上ライド新城100」では、マルシェが2団体出され、出店料も2,000円と1万円と大きく異なったり、同種類の出店が複数店あったりと管理の不備さが目立った事と、ライド自体も途中の道案内が不備で道を間違えた参加者も多かったなど、どちらも運営上の不手際が目立ちました。民間会社が主催とは言え、市も共催しているので、反省点を今後に生かしてもらいたいたものです。

 物流ルートについては、金ヶ崎町と奥州市との共同要望(県に対して)とした事で却ってルートが増え、「新金ヶ崎大橋」の新設等が入って実現は遠のくと思われます。むしろ、市単独要望にした方がスッキリすると思いますが、年明けにも期成同盟を結成するとの事でした。


2022.12.5 総務常任委員会

 市職員の期末手当の見直しや定年延長に掛かる条例や個人情報保護条例の見直しについて審議しました。

 定年延長は、民間企業では既に希望者は65歳まで雇用する事になっておりますが、公務員はまだ適用されていませんでした。そこで、令和5年4月から、2年に1歳づづ延長され、令和13年度に、やっと65歳定年となる様な条例改正が提案されました。しかし定年は延長されても、60歳を過ぎると基本給に関わる部分は7割となります。また役職者も60歳で降格となりますので、今後の職場でのモチベーション維持などに問題が発生する可能性も懸念されます。

出展:仙台市資料


2022.12.1 第281回12月通常会議[初日]・代表者会議

 今日から16日までの16日間の12月議会がスタートしました。初日は、提案理由の説明等が主体でしたが、後藤野工業団地の分譲についての土地の売却は、即日採決で可決されました。今議会から、一般質問の際に、中継画面にのみ資料を表示する事が可能となり、試験的に実施する事になり、私を含む2名が資料表示を実施する予定です。

 代表者会議は、議会の個人情報保護条例が制定された後の運用規定について協議しました。