3月通常会議の総括を行いました。
以前から指摘されていた、「西和賀町」を「にしわがちょう」と発言する議員および職員がいるという反省点が出ました。正しくは「にしわがまち」であり、他の七養鱒なども含めて正しい呼び方を徹底する事にしました。。
2023.3.24 第284回3月通常会議[最終日]・議会全員協議会
3月通常会議最終日です。条例改正の一つで、「技監」という新しい部長級職を設置する改正案に反対討論しましたが、賛成多数で可決となってしましました。
また、予算には発議案として付帯決議を上程し、全会一致で可決されました。この付帯決議の内容は、統合北上中学校の建設にあたって、ハザードマップへの理解促進と、住民やPTAなどへの情報提供と話しを十分に実施しなが事業を進めていくように求めたものです。
令和5年度予算について、各分科会で審査した内容の委員長報告があり、その報告に対する質疑を行いました。
私は、第二分科会と第三分科会へ質疑しましたが、その中で、少し残念な事業がありました。それは、北上コンピュータ・アカデミーと姜公暁訓練校のそれぞの受電施設を老朽化による更新する事業です。合わせて約1,500万円の費用が掛かり、一般財源と起債によって賄う予算です。しかし、厚生労働省のホームページには「認定訓練助成事業費補助金」の対象となるにも関わらず、申請していませんでした。色々と言い訳していましたが、国1/3、県1/3の補助を貰い損ねた訳で、約1千万円を損した事になります。もう少し、国などの補助制度が無いか確認すべきだったと思います。
この質疑の後、ある議員が他にも沢山似たような事例はあると言っていましたが、それに気が付いておきながら指摘しないのは、議員としての仕事をしていない訳で、こちらも残念な話です。
本議会の最終日に上程予定の補正予算についての説明がありました。
また、その後、議長招集の議会全員協議会を開催し、北上中学校立替について出されていた要望書についての対応を協議しました。
いろいろと意見が出されましたが、要望書でも所管委員会での調査、とも書かれており、令和5年度予算に対しては分科会で出された意見を付する事とし、水害のみならず安全な学校についての調査研究を所管の教育民生常任委員会で調査研究していく事になりました。
5人の一般質問がありました。
自治組織へのデジタル化の支援については、質問の仕方も少し方向が違っていた為か、押し付け的な事はせず、自主性にまかせるという答弁でした。これは、地域づくり組織や自治会などから、デジタル化についてのアドバストを求められたらどの様な支援をするのか、とか、他の事例を紹介してかないのか、というような質問だと、少し答弁も変わったものと思いますので、残念でした。
1つの会派からの代表質問と4人の一般質問がありました。
消防団員の確保策については、機能別団員の検討なども実施していくとの事でしたし、消防団応援事業の協力事業所も飲食店だけではなく様々な業種にも広げていき、団員の家族にもメリットがあるようにもしてきたいとの事でした。
各会派からの代表質問がありました。
私の所属する会派では、平野議員が質問を行い、私と梅木議員が関連質問を行いました。
私の関連質問は、大学等の設置けんとうについてで、特に企業調査の結果とコンピュータ・アカデミーとの関連について質問しました。答弁として、県南企業へのアンケートとヒアリングにより、大卒のニーズは高く、大学設置を求める声も7割維持用あった事と、半導体関連、電気・電子、DX分野、ものづくり系などの要望が多かったが、特に電気・電子を中心とした工学系の大学の方向になりそうと事でした。また、コンピュータ・アカデミーとの関係についても、設置目的が異なる事から、九州とかではなく併設の可能性もあるとの事でした。
初日の本会議で付託された、4件の条例改正について審議しました。
特に、「北上市一般職員の給与条例の一部を改正する条例」については、部長級として”技監"という役職を追加するという改正案ですが、反対をしましたが、賛成多数で可決されました。反対した理由としては、その役職の必要性がいまいち不足している点、課長職ではだめなのか、技師だけを集めた課を作ってそこから各課へ派遣するなどの他の手法も検討していない点、この改正により北上市の部長級職の割合は、4.6%となり、花巻市の2.7%、一関市の2.3%、奥州市の3.2%と比較しても高すぎて、いわゆる頭でっかちな組織となる事で、職員の負担が増えたり、"船頭多くして船山に登る"ような事態にもなりかねない、という点です。
3日目は、主として企画部の歳出について審議しました。
「GIS運用管理業務」については、資産税課と危機管理課との再配置で、現在の”北上わがまちガイド”として公開型GISで公開しているものて、庁内で利用しているGISを統合していく事と、道路台帳や下水道、都市計画なども公開型GISに取り入れていくと説明がありました。
2日目は、主としてまちづくり部の歳出について審議しました。
「北上平和記念展示館運営費補助金」では、元研究指導員との確執はどあなったかとの質疑に、元研究指導員からの訴訟により裁判となっていた件は、令和4年9月に訴訟の棄却という判決が出て決着したとの説明でした。
1日目は、歳入全体と財務部の歳出について審議しました。
歳入では、やはり普通交付税が"ゼロ"になる点に関心が集まり質疑が集中しました。ただ、不交付団体の阪大は7月末頃との事でそれ以降に、仮に税収が見込み通りではなく下がったとしても変わらないとの事でした。