2023.8.31 第288回8月通常会議[初日]・決算特別委員会・議会全員協議会
決算審議が中心の8月通常会議市政が始まりました。初日は議案提案が中心でしたが、即日議決案件として、飯豊中の長寿命化工事の契約と、消防団用の消防車用の購入があり、どちらも全会一致で可決されました。消防車については、小型動力ポンプ用積載車に初めてAT車の購入が決まった点が新しんですが、AT車だと車両総重量が3.5tを超える為、準中型免許が必要になる点か少し残念です。(4WDでAT車で3.5t未満の該当車両が無いのでしょうが無いのですが)
決算特別委員会では、正副委員長の互選と各分科会への付託を行いました。
議会全員協議会では、教育大綱の説明と、職員の処分について説明がありました。職員の処分については、他の事項と合わせて後援会通信に記載する予定です。
2023.8.29 市政調査会幹事会・決算概要説明会・総務常任委員会
市政調査会幹事会は、今年度後半の事業計画を協議しました。直近では、10月初めに柴田町議会との交流研修会が北上市で開催されますし、11月には花巻市議会との交流研修会も北上市で開催されます。また、県市議会議長会の研修会も11月に盛岡で開催されるので参加する事と、市スポーツ協会との研修会も12月初めに実施する事としました。
決算概要説明会は、財務部長から税制について全員で説明を受け、その後、常任委員会毎に分かれて、事前に選定したテーマについて説明を受けました。第一分科会(総務常任委員会)では、「区長制度廃止後に見えてきた課題」と「自治体DXによる利便性の向上」についての令和4年度の成果等について説明を受けました。
その後の総務常任委員会では、政策提言の内容の絞り込みと、「自治会(町内会)」へのデジタル回覧板の概要説明をどの様に進めるかについて協議し、16地区の自治協を通じて声掛けしてもらう事としました。
第288回8月通常会議の議案の取り扱いについて協議しました。
例年だと「9月通常会議けとなるのですが、初日が8/31なので、「8月通常会議」となります。
協議では、陳情1件をどの様に取り扱うのか、という事がありました。以前に出された道路整備に関する陳情は、地域づくり組織を通じて要望するルールとなっていた事から、審議しない、という結果となりましたが、今回は旧和賀町エリアへの体育館建設の要望内容であり、道路に関する事とは違うのではないか、という事で、所感する総務常任委員会へ付託して審議する事としました。
議員定数・議員報酬・議員の成りて不足をテーマに、フォーラムを開催しました。今までの市民も含めた議論の経過と、大正大学の江藤先生の講演、そして市民参加によるパネルディスカッションを行いました。サブテーマが「議員を選挙で選ぼう」というコピーをつけての開催でしたが、参加者も極端に少なく、議論も盛り上がらず、あまり成果が得られなかったフォーラムとなりました。
原因は、江藤先生もご指摘されたように、定数・報酬と、成りて不足との関係性が不明確で論点が分かりにくかった事や、サブテーマが当たり前過ぎて、インパクトが弱かったことなどもあると思います。パネリストて゜も参加した、主催委員長のコメントでも分かるように、委員長自身が開催趣旨や経緯を理解していない訳ですから、参加者はもっと分からなかったと思います。
そもそも、特別職報酬等審議会からの議会費の削減という指摘に対する、一連の動きだったのですが、少し進める方向性を間違えたような気がします。議会費の削減=定数削減という思い込みが間違いの元だったかもしれません。一般会計が膨らんでいる中、相対的に議会費の比率は下がっているハズなので、審議会指摘に振り回されなくても良かったのかもしれません。
今回の唯一の成果は、「議会の魅力発信の不足」が改めて分かった事です。私は6年ほど前から言っていますが、議会独自のホームページドメインの取得と、各委員会の議事録の公開など議会ホームページの充実が一番先にやるべき事です。SNSの活用はその次の段階ではないかと思います。
クリーンセンターを管轄する一部事務組合では、不燃ごみの広域処理を目指して施設の検討に入っており、隣の宮城県の大崎地域広域行政事務組合のクリーンセンターとリサイクルセンターを視察してきました。
この一部事務組合は、大崎市と近隣4町のごみ処理、汚水処理、消防、生涯学習などを一手に担っている、全国でも珍しい事務組合です。この中の、大崎広域中央クリーンセンターは、令和4年に稼働した新しい施設で、見学者をかなり意識したつくりとなっていました。同じく、大崎広域リサイクルセンターも令和元年に稼働した新しい施設で、すべての処理を屋内で行っているとの事で、現在計画中の不燃ごみ処理施設の参考になりました。
また、このリサイクルセンターでは7月に、リチウムイオン電池の混入によるものと思われる火災も発生しており、その内容についてもホームページで公開している以上に詳しく説明して頂き、こちらも今後の参考に大いになりました。
会派の定例会では、次の通常会議における一般質問予定者から、質問予定の項目と趣旨を説明してもらい。それに対して、覚まさせな意見を出し合いました。また、全国市議会議長会研究フォーラムに合わせた視察先の選定も行いました。
総務常任委員会では、5月に実施した市民と議会をつなぐ会で出された意見などに対する対応を協議しました。しかし、そもそも広聴委員会のまとめ方などに問題があるという意見も多く、まとめ方の見直しを求めることとしました。
また、政策提言に向けて、市内の各自治会のDX化については、各自治協を通じて自治会に呼びかけ、説明会を開催し、モデル地区にてを挙げるところがあるかどうかを探る方向としました。
最初に市長招集の全協では、新型コロナ禍の5類移行に伴い、携わっていた職員に対する特殊勤務手合ての廃止に関する条例改正、柔剣道場・弓道場の新陳への要望に対する対応、子どもの医療費助成制度の拡充、北上金ケ崎線のバス路線廃止、9月補正予算の概要、東口に新しく建設している広場についての条例制定などについての説明でした。
その後の議長招集の全協では、8/27に開催予定の議会フォーラムについての進め方や役割分担について説明がありました。
各派代表者会議では、9月補正予算に計上する予定の議会費の増減についての説明でした。減少するのは、市議会議員共済組合給付費等負担金で約230万円の減額。これは、全国の市議会議員退任者への年金支給の原資となる負担金で、当初予算を約4千万円で計上していたものが確定した為の減額です。議員年金制度は10年以上前に廃止となっているのですが、廃止時点で適用となっていた退任者には、いまだに支給されています。
また、議会費の増額は、石垣市との友好都市締結10周年記念として11月の石垣島まつりへの常任委員長等の派遣費用等です。
午後からは市政調査会の研修として、金ヶ崎町議会と奥州市議会との交流研修会として、トヨタ自動車東日本(株)岩手工場の見学を行いました。工場内はかなり暑く、作業しているか高田は大変そうでした。