2024年11月の活動報告


2024.11.29 議会運営委員会・滝沢市議会奥州市議会合同研修会

 議会運営委員会は、議会標準日程の来年度からの変更案や、予算決算書のペーパーレス化などについて協議しました。

 午後は、滝沢市に移動し、滝沢市議会と奥州市議会のそれぞれの議会運営委員会と合同での研修会でした。青森大学の佐藤淳氏によるSOUNDカードを使用した意見交換の手法を、実際にカードを使って体験しました。


2024.11.26-27 市教育民生常任委員会市内視察・子育て支援課ヒアリング

 市内の視察は、北上駅前に今年オープンした「岩手保健医療大学附属北上認定こども園」や「社会福祉法人岩手ひだまり会・ひだまり北上☆きらり」「社会福祉法人自立更生会 とばせ園」「社会福祉法人自立更生会 北上アビリティーセンター」「社会福祉法人いわて共生会 障害福祉サービス事業所あけぼの」を2日に渡って視察しました。

 子育て支援課のヒアリングは、令和5年6月に市内の民間認定子ども園で起こったバナナの誤嚥事故により重度障がいが残った子どもが居た事が、TVで放送された事に伴い、市が事件後にどの様な対応をしたのかについて説明を受けました。事故発生後には、当該施設から市に重大事故の報告があり、国にも報告したとの事ですが、事故の検証や他園への連絡は実施していませんでした。理由としては、国が定めている「報告すべき重大事故」には該当していたので報告はしたが「検証すべき重大事故」には該当しないと判断した為、検証しなかったとの説明でした。国のガイドラインは確かにあいまいな箇所がありますが、市町村の裁量でも検証できるとされており、この様な事故は他園でも起こる可能性もある事から、きちんと検証して他の施設にも事例として紹介して類似事故の発生を防止すべきだったと思います。何故、検証しなかったのか不思議でなりません。


2024.11.20 市政調査会一部事務組合議会報告会・岩手県市議会議長会研修会

 午前中は、市政調査会の主催でね一部事務組合議会の報告がありました。北上地区広域行政組合北上地区消防組合岩手中部広域行政組合岩手中部水道企業団の4つの議会の報告です。

 午後は盛岡グランドホテルに移動し、岩手県市議会議長会が主催する研修会に参加しました。(株)ヘラルボニーの松田社長の講演と、政治ジャーナリストの田崎史郎氏の講演を聴き、その後は大懇親会で他市議会議委と情報交換をしました。年1回ですが、大変参考になる意見が聞けました。


2024.11.19 市政調査会 大学設置調査専門委員会第2回議員研修会

 大学設置調査専門委員会では、北上市立大学の設置検討に当たり、現在の公立大学の現状などを学ぶために、一般社団法人公立大学協会の常務理事・事務局長の中田氏を招いて「公立大学設置の最近の動向について」講演をして頂きました。

 とても素晴らしい内容で、様々な疑問が解決した一方で、大学を策む難しさや重大さについて再認識できました。大学は市民の合意が得られるような進め方が必要であり、もっともっと市民との意見交換が必要だと感じました。

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公立大学設置の最近の動向について.pdf
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2024.11.15 第19回マニフェスト大賞授賞式

 北上まほろばクラブの「無投票回避大作戦!~新人候補者の「発掘・育成・支援」~」という取り組みは、日本最大の政策コンテストである第19回マニフェスト大賞への3,012件の応募の中から、4部門で41件の優秀賞の一つに選ばれ、その授賞式に赴きました。


2024.11.14 マニフェスト大賞事例発表研修会

 日本最大の政策コンテストである第19回マニフェスト大賞には、3,012件の応募があり、4部門で41件の優秀賞が選ばれ、その事例発表研修会が開催されました。北上まほろばクラブでは、「無投票回避大作戦!~新人候補者の「発掘・育成・支援」~」という取り組みが選ばれ、その事例を発表してきました。

 *下記の新聞記事は、読売新聞北上支局の許可を得て掲載しています。

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無投票回避大作戦!~新人候補者の「発掘・育成・支援」~.pdf
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2024.11.12 教育民生常任委員会・議会改革推進研修会・議会全員協議会(議長招集)

 教育民生常任委員会では、昨年起きた民間保育園での誤嚥事故が、先日TVで紹介され、その事についての市の対応が、国のガイドラインに沿って対応したとの説明があったので、その経緯などを委員会としてヒアリングする事にしました。

 議会改革推進研修会では、議会改革アドバイザーの高沖先生に(1) 効果的な議案審議(事前準備、質疑、討論、修正案) (2) 委員会代表質問と会派代表質問の違い、の2項目について講演して頂きました。(1)については、特に予算提言の為の決算審議を、どう効率的効果的に行うかについても参考となりました。(2)については、まだ議会内では議論が進んでいないテーマですが、先進事例などを交えてお話して頂き、今後の議論すべき方向性が見えてきました。

 議長招集の全協では、政治倫理条例の素案の説明と、それに伴う議会基本条例の改正、そして議員の厚生年金制度についての国への意見書について協議しました。

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第2回議会改革研修会資料.pdf
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2024.11.8 奥州市議会視察

 議会改革推進会議では、「予算提言」の仕組みづくりに取り組んでいますが、決算審議と合わせて協議していく為には、現在の決算審議のやり方を工夫しなければなりません。そこで、議会改革度ランキング2023で全国2位となった奥州市議会に、予算・決算審議の方法と決算認定に伴う付帯決議の取組を、正副委員長と担当書記の3名で視察してきました。

 結論から書くと、全国2位の理由が分かりました。視察の要点だけに絞って書くと、参考となる点としては、決算・予算の審議の担当部長説明は15分以内という点です。担当課長ではなくて部長の説明ですから、質問する議員は事前にかなり調べて臨まなくてはなりません。また、決算審議の後、常任委員会別に分かれて、政策提言を各委員会から1項目のみ抽出し、4つの委員会から出された提言を、決算認定の後に付帯決議として議決している点は、全国でも珍しい取り組みだと思います。しかも、その決議内容に対して、当局側の対応状況を予算審議の前までに回答を頂いている点も素晴らしいと思いました。この辺も、是非参考にしたいところです。

 まだまだ、優れた点はありますが、視察以外で驚いたのは、議場の傍聴席に、発言内容がリアルタイムで字幕表示される事です。これはインターネットでもリアルタイムで見られるとの事で、聞き取りにくい内容や、どんな漢字なのか分からない発言などに対して、かなり有効だと思います。そのおかげか、傍聴者も多いとか。これも予算が許せばマネしたい取り組みでした。


2024.11.6 議会全員協議会・議会運営委員会・各派代表者会議・会派例会

 議会全員協議会は、12月通常会議に上程される予定の補正予算と、学校給食費の値上げについて説明がありました。学校給食費については、9月議会で無償化を求める請願が採択されたにも拘わらず、物価高騰による値上げとなりね令和7年度は差額分を市が負担するという説明でした。市の負担分は年間で約9,200万円余となります。

 議長招集の全員協議会では、議会改革推進会議で取り組んでいた「予算提言」について、今年度は居っん集結し、来年度に向けた課題などを説明しました。

 議会運営委員会では、本会議における関連資料の取扱いについて、予算書・決算書のペーパーレス化について、標準会議日程の見直しについてを協議しました。

 各派代表者会議では、政治倫理条例について、高沖千゛位からのアドバイスにより修正した部分について協議しました。最終案は、12日の全協で説明する事になりました。

 会派例会では、12月通常会議での一般質問の内容や、視察などについて協議しました。