平成30年6月の活動報告


2018.6.28 第234回6月通常会議[最終日]・他

 最終日には、条例審査と請願審査からの発議案について、教育民生常任委員長として2回の委員長報告を行いました。委員長報告に対しても、他の議案(特に補正予算など)についてもあまり質疑が出なくて、盛り上がりに欠けた最終日でした。補正予算などは、ちょっと見ただけで色々と疑問点があると思うんだけどなぁ。

 本会議終了後は、議会全員協議会で、保護責任者遺棄致死事件の行政側の対応について内部調査の中間報告がありました。事件当初から認めていたものの、行政の対応の不備がだいぶ明らかになりました。相談件数も年々増えているので、イぞかしく手大変だとは思いますが、だからこそ、しっかりしたマニュアル等やチェックシートなどを整備し、的確な対応ができるようにしておけばよかったのだと思います。今後の対策はこれからですが、議会としても常任委員会で所管事務調査を行わなくてはならないと感じましたので、来週の教育民生常任委員会に諮り、対応を協議する予定です。

 全協後は、議会運営委員会があり6月通常会議の総括を行いました。その中でいくつか反省点が出されましたが、最も重要だと思ったのは、一般質問などにおいて議員は「事実」を元に質問しなければならないという最も基本的な事でした。法の改正などがなされていないのに、それをあたかも法改正されているような質問があったとの事で、質問者の単なる勘違いだったのかもしれませんが、質問の根拠はしっかりと事前にヒアリングするなり、ネットで調べたりして確認しておく事の重要性を改めて認識しました。


2018.6.26 議会運営委員会

 最終日の本会議の議案の取り扱いについて協議しました。追加議案は人事案件や議員発議など6件があります。


2018.6.22 教育民生常任委員会・他

 午前中は産業建設常任委員会が主催して、東芝メモリの新工場建設現場の視察に伺いました。まだ基礎工事の段階なので、ジャパンセミコンダクター内の106号棟の上の階から現場を拝見しました。新工場は、縦336m×横約100m×高さ約50mと、四日市で建設中の6号棟より少し大きいようです。また、四日市の6号棟は前期・後期と2段階に分けて建設工事を行い設備搬入や稼働も分けて進めていますが、北上工場は、建物は一気に作り、内装を4段階に分けて仕上げて設備搬入を行っていくとの事でした。そうすると、来年5月頃から設備搬入が始まる予定との事で、その時期から更に人の出入りはかなり激しくなると思われます。既に、今年7月下旬の起工式後は、建設関係だけでも輸送も宿泊もパンクすると言われていますので、来年度にソフトテニスの全国レベルの大会が2大会予定されていますが、テニス関係者の市内への宿泊は、ほとんど無理だと思われます。

 午後からは、教育民生常任委員会だけで、市内の江釣子の学童保育所、市立二子保育園、市立大通り保育園を視察しました。どこも、ハード面でかなり問題があり、要望しても中々改修されないとの事でした。そこで、来月には担当課から改修計画などについて説明を受ける手配をする事にしました。


2018.6.21 第234回6月通常会議[一般質問:3日目]・教育民生常任委員会

 一般質問の3日目は2人が登壇しました。今回の一般質問者は12人でしたので相変わらず少ない質問者数です。議員26人のうち半分は質問していません。ちゃんと統計を取っていませんが、他の議会よりも少ないのではないかと思います。質問者数より内容が大事だとは思いますが、質問者が少ないのは残念な事です。

 午後からは、各常任委員会で、私が委員長を務める教育民生常任委員会では、請願2件と条例改正2件の本会議で付託された案件のほかに、昨年度、政策提言した内容が当局側でどのように取り扱われているかという追跡調査についても協議しました。この調査内容については、8月末に開催する「市民と議会をつなぐ会」で報告する予定です。


2018.6.20 第234回6月通常会議[一般質問:2日目]

 一般質問の2日目は5人が登壇しました。今日は特に児童虐待についての質問に注目していましたが、市内で発生した保護責任者遺棄致死事件については内部調査中という事で詳しい答弁はありませんでした。確かに調査途中ではしょうがないですね。

 調査結果は今月末に、議会へ報告するとの事で、内容には市民を初め、市外からもかなり注目されています。


2018.6.19 第234回6月通常会議[一般質問:1日目]

 一般質問の1日目は5人が登壇し、私は4人目でした。今回は「除排雪体制の見直し」と「特殊詐欺への対応策」についての2項目の諮問で、特殊詐欺については、H27.9に続いての質問となりました。

 どちらも、ヒアリングの段階で、私が提言しようとしていた事はある程度考えており、大きな提言となる諮問はできず、重箱の隅をつつくような質問が主体となってしまいました。

 他の議員の質問も、あまり突っ込んだ内容とはならず、改めて質問の難しさを実感しました。


2018.6.14 第234回6月通常会議・他

 初日は、第三セクターなどの報告や、条例や補正予算の提案説明が主でした。除雪ドーザー、消防団の車両、産業支援センターへの3Dプリンターの購入はそれぞれ全会一致で可決されました。

 議会運営委員会で、議案の内容について質問した議員が本会議で質問するかと思って居たら、質問しませんでした。

 終了後は、議会全員協議会で、先日の保護責任遺棄致死事件について、内部調査と県が設置する調査会による外部調査を行うとの説明がありました。保護者の事も含めて、行政側の対応などについても詳しい調査と防止策が望まれます。


2018.6.12 市政調査会研修会

 市政調査会と議会改革推進会議の合同研修会で、更には議員報酬等検討特別委員会からの内容も含まれた、盛沢山の研修会でした。講師に山梨学院大学の江藤俊昭教授をお迎えし「議選監査委員制度をめぐる論点-自治法の一部改正を議会力アップに活用」というタイトルで講演を頂き、更に事前に2項目の質問を提案しており、の解説もありました。

 議選監査委員制度については、単に廃止するより活用していく方が良いかなという気になりましたが、実際にはどの場面でどう活用するかという具体論になると少しハードルが高い気もしました。

 事前の質問は、「総合計画の策定に議会はどのように関わるべきか」と「議員報酬・定数の検討を市民に説明する際に重要なのはどのような点か」という項目でしたが、前者については、先進事例も沢山あるのでぜひ関わっていった方が良いとの事でしたし、後者については、政務活動費についても聞かれますよ、というお話でした。また、議員報酬について市民にアンケートを取る場合、議員活動を良く分からないままだと下げた方が良いという結果になるので、議会の説明などを行った後に、あなたなら幾らの法主なら議員をやれるか、という質問にすれば良いというお話はとても参考になりました。


2018.6.11 議会運営委員会・他

 木曜日から始まる「第234回6月通常会議」の開催期間や案件の取り扱いなどについて協議しました。ちょっと気になったのは、議会運営委員会はあくまでも、議案の取り扱いについて協議するものであり、議案の内容について質疑したりする場ではありませんが、ベテラン議員からも内容に関しての質問が出た事です。まあ、本会議初日に質問して下さいと伝えましたけど。

 夕方から、教育民生常任委員会を開催しました。前回、選定した政策評価に係る事業だけを一覧にして確認した事と、やはり秋に予定している視察について、そして6月通常会議中の委員会の進め方と日程・時間割について協議しました。

 委員会終了後は、初めてとなる北上歯科医師会との懇談会に委員全員で参加しました。こちらは、歯科医師会から5つのテーマで説明があり、質疑の時間まではありませんでしたが、知らない事が多く、勉強になりました。歯科医師会としては毎年開催したいとの事でした。


2018.6.6 議会全員協議会

 急きょ、開催されました。案件は、前日に記者発表した「保護責任者遺棄致死事件」の経過などについての説明でした。とても残念な事件であり、原因の分析と再発防止が今後の課題です。


2018.6.4 会派例会

 北上まほろばクラブの例会です。一般質問の具体的な内容について、それぞれ説明し意見を出し合いました。今回も会派全員が質問する予定です。


2018.6.1 議会全員協議会・他

 議長招集の全員協議会です。14日から6月通常会議が始まりますので、上程される議案の説明が中心でした。

 午後からは、市政調査会の研修会として、今年度の市重要課題の説明を担当部長から受けました。今年の重要課題は、ちょっと首をかしげるものも何点かあり、大事な課題だけど「重要課題」に入れる程ではないとも感じました。

 その後、議長招集の全員協議会では、市民と議会をつなぐ会の開催時期や開催方法、内容などについて説明がありました。今年は、16地区の交流センターで、昨年度に議会から提言した政策案についてと、議員報酬・定数についての2つのテーマで臨むとの事でした。