◆3.28 議会全員協議会:北上市立大学(仮称)基本構想について
北上市立で新たに設置する工科系の単科大学についての基本構想がまとまったとの事で、議会全員協議会で説明がありました。
以前から、どんな大学で、の程度の費用が掛かり、それが市財政にどう影響するのかが分からない、設置の可否については判断できないと思っていました。基本的には、ずしぶん前から大学はあった方が、様々な面で良い効果が出ると思っていましたのですが、今回の基本構想にはガッカリです。ガッカリしたポイントの一番は、財政面での影響が具体的な数値として試算されていない点です。100億円以上もの投資は、今後のインフラ整備・更新、学校の長寿命化や統廃合など様々な財政出動が予想される中、人口減少により市税も減少していくという説明もあるにも関わらず、歳出や公債費などへの影響は全く触れられませんでした。
また、グローバルスタンダードな大学で、世界トップレベルの研究をしていくのが特徴の一つですが、その事自体は素晴らしい発想ではあるものの、「北上市」に設置する意義についての説明も少し薄いと思いました。
今後、議会としても市民の意見を聞きながら、設置の可否については判断していきたいと思います。
三重県では、過去の県立大学を国立化し、県立の大学がありませんでしたが、令和2年から新設の検討を始めたものの、令和5年度には、その設置を田専念されたとの事で、政策企画部企画課からその経緯をお聞きしました。
新設の検討は、若者の人口流出防止が一番の目的との事で、議論の中心はそこからブレる事なく進められましたが、定着させる費用対効果としては、お金が掛かり過ぎるという結論により断念したとの事でした。更には、若者定着策として、大学以外の方策の方が効果が高いのでは、という意見も出され、断念した翌年度には、奨学金制度を地元に残ったりU・Iターンしてくると宇百合な条件となるように制度の見直しと拡充を行ったそうです。
費用対効果の算出の仕方などには少し疑問はありましたが、設置目的がはっきりしており、その効果の見極めには、25年後の大規模改修費や機器類の更新費まで見込んだ試算をしており、それらの点は参考になりました。
三重県議会が主催し、四日市市のホテルで開催されたシンポジウムに、音字会派から4人で参加しました。
テーマは、「議会改革の推進と女性や若者等多様な人材の活躍」で、基調講演の後にパネルデスカッションと三重県議会の取り組みの報告がありました。
パネルディスカッションでは、岩手県議会議員の吉田敬子議員から、県議会議員としての初の出産・子育てによるハラスメントや苦労話が聞けた事が一番の収穫でした。
◆3.25 一部事務組合議会報告・常任委員会視察報告・教育民生常任委員会
「北上地区広域行政組合」「北上地区消防組合」「岩手中部水道企業団」「岩手中部広域行政組合」「岩手県後期高齢者医療広域連合」の5つの一部事務組合議会の報告がありました。私は、し尿処理と火葬場を管轄する 「北上地区広域行政組合」議会の議長として報告しました。特に、火葬場の待合室の雨漏り修理及び畳の部屋の洋室化、残骨灰処理の変更についてと、し尿処理場の攪拌する機器の故障について説明しました。
視察報告の中では、総務常任委員会で視察した栃木県鹿沼市では、高校生大学生にまで消防団活動のPRを実施し、大学生の団員もいるとの報告がありました。
教育民生常任委員会は、政策提言についての今後の進め方について協議しました。特に、翌年度は担当書記が移動の為に変わることから、その間の引継ぎについての協議しました。因みに、単年度内に26回の開催は、過去最高記録ではないかと思います。
◆3.21 第301回2月通常会議[最終日]・議会運営委員会
第301回2月通常会議の最終日でした。すべての議案が、全会一致又は賛成多数で可決されました。
地方議会は、しちょ当局の単なる追認機関だとも言われており。北上市議会としても修正案などを常態的に提出できるような体制づくりに取り組んでいますが、まだしっかとした仕組みにはなっておりませんR7の1年の間に、その仕組みを確立させたいと思います。
また、議会運営委員会は、定例会の振り返りとして、様々な反省点が出されました。
◆3.19 (仮称)北上市立大学基本構想策定委員会(最終回)の傍聴
大学の基本構想の素案が示され、各委員会からそれに対する最終的な意見が出されました。
まず個人的に感じたのは、基本構想の中には「まちのにぎわい」とか「若年層の流出防止」という文言は一切無く、「知の総和の維持・向上」「夢と希望をもたらす教」などの文言が並びました。”大学”という本来の役割に沿った内容になったとも言える訳でね当局側が最初に考えていた方向性とし全く異なる内容になったと思います。この点については、委員でもある副市長が、「我々の考えは稚拙だった」と認めた発言があった点は評価したいと思います。
ただ、構想が立派過ぎて、費用的にも人材的にも実現可能なのか、不安が増してきました。この構想には、まだ未確定な部分も多々あるとは言え、地方の田舎都市で取組けには壮大過ぎると思います。もちろん、大きな目標を掲げてその実現に取り組むことは大変重要であり、市民に”夢と希望”を与えるものではありますが、それだけに万一にでも頓挫した時のダメージは図りしれないものがあります。特に、財政面での試算の甘さが気になりますし、それが将来の市の財務体制にどの様な影響があるのかも、具体的な数字では示されていません。(単に毎年3億円を30年返済していく、という説明だけです)
また、委員長からも課題として出されていたのは、専門の事務職員が必要との事で、単に市職員が出向して事務を担うというレベルの問題ではないと感じました。
まずは、今日更に各委員かいら意見が出された事項を盛り込んで最終案がまとまった段階からが、本名的な議論のすーたとだと思いますので、議会としてもしっかりと準備したいと思います。
第301回2月通常会議の議案の取り扱いについて協議しました。
特に、補正予算はR7予算の補正もあることから、当局からの津瀬明もありました。ただね議運だけでの説明であり、本会議で改めて質疑しないと議事録に残らないので、疑問に思った点は質疑したいと思います。
予算特別委員会は、各分科会委員長報告に対する質疑があり、その後、討論・採決を行い、一般会計、特別会計、企業会計全てが、全会一致又は賛成多数で可決されました。
全体会での質疑は、いつもの事ながら、北上まほろばクラブと共産党市議団からしか出されませんでした。
◆3.13 一般質問[2日目]・教育民生常任委員会・各派代表者会議
一般質問の2日目は、3人が登壇しました。
今回の質問で、2040年問題への備えを質問し、その備えもできていないのに大学設置はどうなのか、という視点での質問がありましたが、確かに長期的視点による財政課題を抜きにしては大学設置については議論できないと思います。
教育民生常任委員会は、追加議案として上程された、新しい学童保育所の住所の変更について審議しました。
各派代表者会議は、新副市長の人事案や、R7に流山市機会が交流に来られる際の受け入れ案などについて協議しました。
一般質問の1日目は、5人が登壇しました。
北上まほろばクラブからは2人が登壇し、それぞれしっかりした質問を行いました。もう少し論点を整理してから望めばより良かったかと思います。
会派代表質問は1つの会派が行いました。午後からは、東日本大震災の追悼式が盛岡であり、市長や議長が出席する事から、午前中だけの開会です。
代表質問も一般質問は、議会申し合わせ事項として、最初の質問は原稿を作成して読み上げ、一括質問とし、答弁も一括答弁でありねその後の再質問から一問一答方式で行う事ができると明記されていますが、今日の質問者は最初マ質問から原稿通りではなくアドリブを交え、長々と質問していました。しかも、単なる数字や内容を聞くだけという、全くヒアリングをしていないのかと思う質問も多く見られました。
会派代表質問は4つの会派が行いました。トップバッターは、北上まほろばクラブで三宅やすしが登壇して行いました。
質問内容は、こちらでご確認頂けます。
一番目として大学設置についての質問を行いましたが、答弁として「今までの設置目的からは乖離していない」という答弁にはガッカリでした。基本構想の策定の過程では、全く方向性が変わっているにも関わらず、その認識が無い事は不思議でなりません。このままの認識で進むのであれば、大学についての立派な基本構想が出来上がっったとしても、実現は不可能だと思われます。
今回、代表質問を行ってみて改めて感じた点は、代表質問は、各会派の質問内容が重複する点と、質問事項が多岐に渡る為、深く掘り下げられない、という2つの理由から「不要」だという点です。議会改革推進会議で、議論を継続していきたいと思います。
初日の本会議で付託された、条例改正4件について審議しました。
特に、いじめ問題対策連絡協議会に関する条例改正は、今までのいじめ対策専門委員会を廃止し、いじめ調査委員会を新設し、その調査結果に不満足な場合には、更にいじめ再調査委員会を設置できる事が、大きく変更となった点です。これは、1回の調査結果だけで幕引きを図られない為には、良い仕組みだとは思いますが、そもそも、いじめが起きないようにする仕組みや早期発見できる仕組みの整備の方が重要ではないかと思いました。
また、審査以外の事では、一昨年に民間こども園ではせっいした誤嚥事故により重度障がいが残った事件については、市ではやはり検証すべき重大事故として扱う事にしたという報告がありました。具体的に、どの様な体制で検証するかなどの詳細についてはこれからだそうです。こちらも、動き出すのが遅いのですが、やっと動いたからにはしっかりとした検証をしてもらいたいものです。
分科会審査3日目は、介護保険特別会計と国民健康保険特別会計について審査しました。
どちらの特別会計も基金の取り崩しで成り立っており、いずれは保険税の見直しが必要との事。フレイル予防や、各種検診率の上昇策などで、歳出を抑えるように努力ず必要ですが、そもそも高齢化率が上がってくれば、値上げはやむを得ないのかもしれません。
今回の予算審査で、気になったのは、人件費や資材・建築費などが値上がりしており、必要と思われる人員を配置できていない点です。市の一般会計額は過去最高額とは言え、楽観できる財務体質ではないと感じました。
分科会審査3日目は、福祉部の所管事業について審査しました。
福祉部では、重層的支援体制整備事業ですが、これは相談が寄せられる内容が複雑化し、一つの問題解決だけでは済まない相談が増えてきた事から、包括的な相談窓口を整備し、関連部門につないでいこうという取組みですが、いまいちピンときません。事業実施する方は分かって進めるのでしょうから、心配する必要はないとは思いますが、相談する側にとっては分かりにくい仕組みだと思いました。もっとも相談者にとっては、仕組みなどは関係なく、手厚い支援が得られる事が重要ですので、結果としてそうなれば良いと思いました。
分科会審査2日目は、教育委員会の所管事業について審査しました。
ここで質疑が集中したのは、各給食センターの設備についてです。特に西部給食センターは、ボイラートラブルにより1月にも給食提供に支障をきたしており、以前からボイラー交換などの措置が必要と言われていたにも関わらず、R7には実施設計のみで、実際の工事はR8になるとの説明でした。同じく、北部給食センターへのエアコン設置にいても、急いでやるつもりはないようです。学校給食は、市内全校に影響する問題であり、のんびりしていられる問題ではないと思うのですが、スピード感に欠ける対応です。
各常任委員会事の分科会での審査1日目は、健康こども部の所管事業について審査しました。
ここで話題になったのは沢山ありますが、一番はやはり「モバイルクリニック推進事業」事業自体にも少し疑問はあるものの、高齢者の通院負担軽減という観点からは、意味はあるとは思います。しかし、1回の診察にかかる市の負担額が、R6の実績で約44万円掛かっており、R7も目標の件数を達成したとしても、1件当たり約22万円ものコストが掛かります。国の補助金がある為、3ケ年計画のR7までは止められないとの事ですが、R7の実績を見てR8は事業廃止も視野に入れた大幅な見直しが必要だと思います。